映画「レオン」のあらすじと感想をぶちまけます

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今回は1994年に公開されたリュック・ベッソン監督のレオン(LEON)のあらすじや視聴しての感想を書いていきます。

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「レオン」のあらすじ(ネタばれなし)

物語の主人公レオン・モンタナはプロの掃除屋(殺し屋)。イタリア系マフィアのボスであるトニーからの任務を遂行する日々を送っていた。

ある日、任務を終え帰宅したレオンは同じアパートに住む少女、マチルダと出会う。マチルダは恵まれない家庭環境の中非行に走る少女だったが、幼い弟のマイケルだけは愛していた。

父親に殴られ、アパートの階段で鼻血を出すマチルダはレオンに「おとなになってもつらいの?」と聞く。レオンは「つらいさ」と返しハンカチを差し出す。家にいたくないマチルダはレオンがいつも牛乳パックを2つ、買ってくる姿を思い出し「買ってきてあげる」とおつかいにいく。

マチルダがおつかいに行っている中、マチルダの家には麻薬取締捜査官(実際は密売組織として動く黒幕)のスタンスフィールドが訪問し、麻薬を着服したマチルダの家族を銃で銃殺。何も知らず帰ってきたマチルダは父のジョセフが入口で血を流して倒れている姿を横目で発見し、そのままレオンの部屋の前まで行き助けを求める。マチルダを助けることに迷いながらも、ドアを開けレオンはマチルダをかくまった。

レオンは部屋でマチルダから話を聴くが、彼女の救われない状況を知る。マチルダはレオンを「掃除屋」だと見抜き、弟の仇を打つ依頼をするがレオンはこれを受け入れなかった。

翌日もマチルダは掃除屋になりたいと頼むが、レオンは拒否。それを見たマチルダは窓から銃を乱射し「これでも?」とレオンにせまる。呆気にとらわれたレオンは渋々マチルダの依頼を承諾し、銃の使い方や狙撃の仕方を指導することに。

ここから掃除屋2人の共同生活が始まっていった。

基本的なあらすじはこんなところです。

レオンとマチルダが掃除屋としての共同生活を送る中、年の差はあれど愛を育んでいく過程(12歳の少女ナタリー・ポートマンとジャン・レノ演じるレオンおじさんの間の純愛ですが、見る人を選ぶような描写やきわどい内容はないです)がほほえましく・時にコメディーの様でおもしろおかしく表現されています。

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最終的にはマチルダが家族(特に弟)の仇であるスタンスフィールドの命を狙いに行きますが、逆にレオンとともに命を狙われクライマックスの銃撃戦(ってかミサイルとか出てくるしほとんど戦争)に向かうストーリーです。ネタバレなしはここまでなので、未視聴でこのあらすじ読んで興味が出たかあはぜひ見てみることをお勧めします!

さて、ここからは映画「レオン」を視聴しての感想やみどころだと思ったことを書いていきますね。

年だけ重ねている“大人”とあとは年を取るだけの“子供”

この映画の魅力を引きだたせている超大きな要素の一つが、ジャン・レノ演じるレオンとナタリー・ポートマン演じるマチルダという2人の登場人物の魅力・・・・っとこれは言うまでもありません。

 

どの風景を切り取っても絵になるのでぜひ注目してみてください。

 

ですが「レオン」の魅力はこの2人が完全な人間性を演じているからではなく、

 

むしろそれぞれが不完全な人間で、その欠けているものを補いあうように、年齢も性別も通ってきた経験も全く異なるレオンとマチルダが存在していると感じられる「偏った人生」に魅力を感じます。

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無邪気な笑顔で一人映画を楽しむこの表情からは、19歳で掃除屋になった男の影は全く感じとることができません。

「レオン(完全版)」の中では19歳の時に付き合っていた女性がいて、その女性との別れ以来「一度も人を好きになっていない」ことを告白する場面がありますが、あの場面はレオンという人間を語る上で重要な役割を果たしている場面でした。掃除屋とう仕事がら、人を愛し、人を信頼しない男の人生や孤独性が、レオンの無邪気で・時に子供のように下手だけどなユーモアな人間味を物語っています。

 

俺はその逆だ。年は食っているが、まだ大人になっていない。

 

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一方でマチルダは12歳という年齢からは想像もつかないような妖艶さや大人性・知性を発揮しています。

「君も大人になる時間が必要だ」とマチルダに話すレオンに、

 

 

私はもう大人よ。あとは歳をとるだけ。

 

と言ってのけるマチルダの言葉には、妙な説得力がこもっていて、個人的にこの「レオン」における名言でした。

またマチルダの家庭環境や生きてきた境遇から、大人にならざるを得なかった悲しい少女の姿をみてとることができます。

 

そしてその大人性の一方で、自分の想いや気持ちを素直に堂々と話すマチルダの姿は、人と相いれることをよしとしない生き方をしてきたレオンにとって(最後にマチルダを建物の外に逃がすときに言いますが)「生きる喜びを与えてくれた」人だったのだと思います。

 

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よくこのレオンを「少女とおっさんの恋愛もので気持ちが悪い」と避ける人がいますが、個人的にはそういったフィルターをもって見ればそう見えるかもしれませんが、むしろ不完全で欠陥がある人間同士の凸凹を補い合う存在のおかげで人生が彩をもつという、普遍的な愛の形を示した映画であると思ってみればすごくレオンとマチルダの関係性は納得がいきました。(っというか撮影当時13歳という年齢で臨んだナタリー・ポートマンの知性と魅力を見ればレオンでなくとも恋すること間違いないですので全員〇リ〇ン確定です。)

 

完全に凸凹な、通常の人生を歩んでこなかった2人が、お互いの穴を埋めあう形で生活しする過程。その中でユーモアなやり取りやシリアスな会話が美しい映像美で語られるところが、この「レオン」という映画の魅力であり、僕が一番素晴らしいと感じた率直な感想です。。

 

アクション部分もなかなか迫力があり、スリルを感じながら見ることができる映画ではありますが、アクションを期待するのであれば「007」とか「インディージョーンズ」シリーズを見たほうがはるかに楽しめると思います。

 

最後はレオンがスタンスフィールドに後ろから銃撃され致命傷を負い、「マチルダからのプレゼントだ」とマチルダの思いを遂げる形で自爆してしてしますので、後味は決して良い映画ではないかもしれません。ですがむしろそのシーンや銃撃シーンにもまして僕がこの映画で思い返すのは、レオンとマチルダのともに歩く姿だったろ、一緒に狙撃練習をするシーンであったり、そういうヒューマンドラマのようなシーンばかりで、そこにこのレオンの魅力が詰まっているように思えます。

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