トイ・ストーリー3でウッディが書いた最後のメモの内容?からの考察
アンディが最後の方のシーンで書いた黄色いメモには何が書かれていたのか?トイ・ストーリー3を初めて見た人なら誰もが感じる疑問だと思うのですが、その答えに迫っていきます。すぐ解決し合いますが・・・・。
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最後もメモのシーンを振り返る
①ゴミ焼却炉の炎を前に全員で覚悟を決めたところ、宇宙人がクレーン車で救出
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②サニーサイド保育園を脱出・アンディーのもとへ帰る
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③名残惜しそうにウッディと他のおもちゃは別れを交わす
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④ウッディは「大学行き」・それ以外の仲間は「屋根裏行き」の段ボールへ身を隠す
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⑤ウッディは急に段ボールを出て、目の前にあった黄色いメモに何か書き込み、仲間の入った段ボールの上に
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⑥アンディが「屋根裏行き」の段ボールを見て不思議そうに首をかしげる
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⑦アンディは「屋根裏行き」だった段ボールをボニーの家に持っていく、おもちゃをあげる
こんな感じでしたが・・・・文字に流れを起こしたら真相に迫る前に答え出ちゃいますね。笑
黄色いメモには「ボニーに寄付」って書かれてたか、「ボニーの住所」が書かれていたことになります。
ウッディがメモに書いたのはボニーの住所
実は最後にウッディが書いたメモには「1225 Sycamore」とだけ書いてありました。ボニーの住所です。(コマ送り、拡大して何度も何度も確認したので間違いありません。笑)
そういえば、ボニーの家でウッディはボニーのリュックに書かれていた住所を把握していましたね。パソコンで住所検索して、それでボニーの家とアンディの家がすぐ近くであることを知ったのでした。
あと僕は小説版も読んだことがあるのですが、
そっちでは「シカモア1225番地 ボニー・アンダーソンに寄付」と少し直接的なメッセージで書いてありました。
ウッディはママとアンディーの別れの会話を見ていて、
「離れてもアンディの心の中に自分たちは生き続ける」
って思ったのでしょう。
だからボニーに寄付するよう、アンディーにメッセージを書いたんです。そして自分も仲間の入った箱に入りました。(こんなこというと野暮なのかもしれませんが、いったいメモをおいてからどうやって段ボールの一番下に収まったのか、ちょっと不思議。)
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なんでウッディはアンディと大学に行くことを選ばなかったのか?
なんか思っていた通り早々と最後のメモの謎が解けてしまったので、暇つぶしで考察してみたいと思う。
なぜウッディはアンディと一緒に入れる身分だったのに、別れてボニーの家に行く道を選んだのか?
まぁ普通に、「仲間と一緒を選んだ」のでしょう。一人でアンディと一緒に大学に行くことと、仲間と一緒いることを考えると、大切な仲間を捨てることはできないから、一緒にいようと。
ただここで考えてみたいのが、それなら大学行きの段ボールに仲間のおもちゃを移動させるってことも、可能だったってことです。または自分自身も仲間と一緒に「屋根裏行き」の段ボールに入って、メモを残すことなく仲間と一緒にアンディの家に残ることもできました。
そうすれば少なくとも「アンディとお別れ」にはならないはずでした。
後者の場合はアンディは大学に行ってしまうのでお別れには近いですが、屋根裏にとっておく以上数年後に段ボールを開けて、再会できる可能性は高いはずです。
仲間といることと、アンディとお別れしないことを両立するのであれば、そういった選択も可能だったと思います。
でもウッディがボニーの家に寄付されることを選んだのは、もう少し深い意味があるのだと思います。
おそらく、ウッディは「アンディと別れること」を積極的に選んだのでしょう。
「人間」と「おもちゃ」という関係である以上、人間が成長して大人になればおもちゃで遊ばなくなります。それをウッディは「仕方ないこと」と悲しみながらも受け入れていました。
しかしウッディはアンディとおママとの会話を聴き、「お別れ」を「それぞれの新たな道へのスタート」と捉えるようになったのだと思います。
アンディと離れることに寂しさは感じながらも、アンディの成長を応援している。
おもちゃだけど、そんな親ごころに近いものを感じたから、
ウッディが残したメモは「1225 Sycamore」であり、自分もその段ボールの中に入ったのでしょう。ウッディは人間よりも人間らしい。
そんなことを考えながら最後の「あばよ。相棒。」のシーンを見たら感動爆発しそうです。
ウッディが残した最後のメモの内容よりも考察の方が長くなってしまったような気がしますが、やっぱりトイ・ストーリー3は最高だと思います。
ではでは!
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