ハーバード大学の入試問題と東大はどちらが難しいか?は愚問

よく難しい大学の典型として日本ではハーバード大学と東京大学が比べられます。

先日、ヤ〇ー知恵袋でもこんな質問を見かけました。

 

「ハーバード大学を志望している高校〇年生です。

日本でトップレベルの東大とハーバードではどちらの入試問題が難しいですか?」

 

いやいやいやいやこの高校生本当にハーバード大学志望しているのかよ?笑 まずこの記事呼んで自分の質問の愚かさに気づいてください。

僕もそれなりに大学受験を頑張った身ですので、少し気になったこの話題について記事をつくってみます。

 

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ハーバード大学の入試制度

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実はハーバード大学では日本のような「一斉試験」が存在しません。

そもそも単一の「入試問題」がありません。

ありませんから専攻制度が違うハーバード大学と東大を比べることはできません。

 

基本的に以下の書類をそろえ、提出することで日本人でも受験することができます。

 

出願願書

これは日本の大学でもありますね。個人の基本情報を書きます。

「ハーバード大学専用」ではなく、どの大学にでも出願できる共通願書です。

自己紹介や課外活動・資格等の受賞歴等、経歴等です。

最近では書類ではなくインターネット出願に移行しています。

高等学校の成績証明書

4年間(日本の高校の場合は3年間)の学業成績の証明書。

高等学校に依頼し、英文の証明書を作成してもらう。

推薦状(2通)

高等学校の担当教諭・進路指導担当等に依頼し作成してもらう推薦状。

「ハーバード大学の学生たる人材であることを証明する」推薦状で、英語で作成してもらう必要がある。

TOEFLスコア・SATスコア

・TOEFLスコア

母国語が英語ではない受験生が提出する。英語の実用能力を問われる。日本では年6回受験でき、最も高いスコアが実施団体から大学に送信される。

・SATスコア

アメリカの大学を受験する際は基本的に課される。①Reading/②Writing/③Mathematicsの3つのセクションからなるマーク式のテスト。Writingでは小論文を記述する。

エッセイ(Personal Essay)

合否の決め手となるのがこのエッセイです。

過去のハーバード大学の入試問題では、つぎのようなエッセイの課題が出ています。

 

以下の6つのトピックから1つ選択し述べなさい。

(1)これまでの人生における特異な出来事について
(2)海外旅行や海外での生活体験について
(3)未来のルームメイトに向けた手紙について
(4)自分にとって最も意味のあった知的体験について
(5)大学教育を受けるにあたって望むこと
(6)この1年間であなたが読んだ書籍について

財務能力証明書

保護者の所得証明や銀行預金残高の証明書が必要。入学後、継続的に授業料を払う力があることを確認されます。

 

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ハーバード大学に合格すために前提として必要なもの

まず、日本の大学受験(一般入試)との大きな違いで気づくことが成績証明書や推薦状の存在。

 

日本のように、「諦めるな!1年2年生の時にどんなにサボっていても、受験本番の日に結果を出せれば合格できるのが受験だ!」という甘い理屈が通用しません。高校1年生の時から努力し優秀な成績をとっていない限りハーバード大学には合格できませんし勝負になりません。

 

そもそも平均評定で言うと、

世界トップレベルのハーバード大学ではオール5に限りなく近い評価であることが「前提」です。

 

つまり大学入試どうこうの前に、

常に努力をして優秀な結果を出し続ける学生であることが前提です。

 

また、あなたを「優秀で有望な人材だと推薦してくれる存在」が2人以上必要になります。

僕がもしハーバード大学に行きたいと思ってもおそらくどの先生も僕に協力はしてくれなかったでしょう。自身があります。笑

 

たとえば学校の先生と仲が悪いとか、

授業中は寝てばかり(または内職ばかり)で「え?オレ予備校では鬼勉してるんですけども何か???」みたいな学生ではそもそも先生に推薦してもらえません。

「常に努力をして優秀な結果を出し続ける学生であること」を推薦してくれる先生の存在

が必要になります。そういう風に見てもらえる人間かってことです。

どうでしょうか?

僕の個人的な考えですが、

こういうことを考えるだけでもおそらく高校生の70%以上はハーバード大学合格の可能性がすでにoに近いんじゃないかと思います。

 

ハーバード大学合格が難しい理由

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上記のことに加え、TOEFLやSATでハイスコアが必要です。

これも限りなくパーフェクトに近い点数を採らなければ勝負になりません。

そのうえで必要なことがエッセイや小論文を通じて自己を表現する力です。

これが東大に限らず、日本の大学受験との決定的な差です。

 

東大の入試問題(二次試験)は世界的にみるとトップレベルで難しいようですが、合格者と不合格者を点数で分けるための入試問題なので、必ず「正解」があります。当たり前ですね。ないと客観的に点数化できません。

これは言い換えれば必ず答えが存在する闘いだってことです。

 

しかも試験当日(東大であれば2月25・26日)にその力を発揮できればどんな人でも合格の可能性があります。

とく「入試は平等な闘い」と言われますが、もっと厳密に言えば「学力において平等な闘い」と言えます。

 

しかしハーバード大学の入試では学力は「前提」です。

その前提のもと、受験者がどういった人間性の持ち主なのかを推薦書や学業成績・SATの小論文やエッセイを通じて評価され合否が出ます。

ある意味「人間力において平等な闘い」と言えるでしょう。

 

・過去にどのような経験をしてきた人なのか?

・なぜハーバード大学を志望しているのか?

・ハーバード大生としてどのような学生生活を送りたいのか?

・どのような将来展望を掲げているのか?

 

当然エッセイ等に「唯一の正解」は存在しないので、

ここは大学独自の評価基準で採点されているはずです。

 

その際はおそらく、ハーバード大学が発表している「アドミッション・ポリシー」に適する人材を合格させるのでしょう。

さて、ハーバード大学のか“The Mission”を記載します。

英語ですが頑張ってハーバード大学がどのような人材の育成を目指しているのか、確認してみてください。

 

Mission

The mission of Harvard College is to educate the citizens and citizen-leaders for our society. We do this through our commitment to the transformative power of a liberal arts and sciences education.

Beginning in the classroom with exposure to new ideas, new ways of understanding, and new ways of knowing, students embark on a journey of intellectual transformation.  Through a diverse living environment, where students live with people who are studying different topics, who come from different walks of life and have evolving identities, intellectual transformation is deepened and conditions for social transformation are created.  From this we hope that students will begin to fashion their lives by gaining a sense of what they want to do with their gifts and talents, assessing their values and interests, and learning how they can best serve the world.

“The Mission of Harvard College”より引用

 

ではでは!

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