コナン最新映画「純黒の悪夢」のキュラソーの能力。生きている?
こんにちは、ノアです。
先日名探偵コナンの最新映画である「純黒の悪夢」を見てきました。
前評判の通り、「これ映画にする必要あった?」的な最近のコナン映画の中では群を抜いて面白かったと思います。
まだ見ていないけど気になっている人は見てみるといいですよ。僕は損はしないと思います。
スポンサーリンク
・・で、今回の映画に出てきた“キュラソー”という女性キャラクターが個人的にすごく印象的だったので、
彼女について記事を書いてみたいと思います。
(ネタバレ的なことも書いてしまうと思うので、見た方に読んでほしいです。)
キュラソーというキャラクターの人物像と能力
今回の映画は事件や謎解きの要素はほぼありません。というか名探偵コナンというストーリーの中で一番の謎である
「黒の組織」
との対決がメインテーマでしたね。
中でも今回は組織のNo.2とされるコードネーム「ラム」の腹心として諜報部隊で暗躍しているキュラソーという女性が登場しました。
キュラソーは下のイラストでもわかるように、右目が半透明・左目がブルーの光彩をもち、作中ではオッド・アイ(odd eye)とされています。
脳弓(脳内の記憶をつかさどる海馬とくっついた部分)に珍しい障害を持っており、これが原因で人間離れした記憶力を発揮することで、ノックリストを日本警察から奪った張本人でした。
記憶する際のトリガーとして(?)、5色のクリアカードを使っていました。これはアルコールで存在するホワイトキュラソー・ブルーキュラソー・レッドキュラソー・オレンジキュラソー・グリーンキュラソーをモチーフにした、重要なカラーでした。
また、光彩の色素がほとんどなく、半透明をしていたから強い光に弱い描写が多かったんですね。コナンが携帯で写真を撮った時でさえおびえる描写がありましたし。
そして記憶力が圧倒的なだけでなく、抜群の身体能力。
コナンの中では人間離れした動きとかアクションヒーロー顔負けの行動がおなじみではありますが、
アガサ博士が発明したベルトとかスケボーとかキック力増強シューズとかなしでのキュラソーの身体能力の高さは圧巻でした。
歩美ちゃんじゃないですが、「お姉さんスタイルいいしモデルみたい!」なのにスロープから落ちた元太を助けた姿はめちぇくちゃかっこよかったです。
スポンサーリンク
コードネームにキュラソーを使った秀逸さ
キュラソーを魅力あるキャラクターにしているのはそのコードネームと本人の運命が見事一致しているからでしょう。
おそらく黒の組織にどっぷり浸ったメンバーが組織を裏切り善の心を取り戻したのは、今回のキュラソーが初めてだったわけですが、
「私はキュラソー。何色にも染まることができる。」
このセリフの通り、真っ白だったキュラソーをラムが召し抱えたことで真っ黒に染まり、
記憶をなくして少年探偵団と出会い、自分の色を取り戻していくという彼女のはかないけど美しい運命がコードネームに表現されているからです。
そういえば右目に黒色のカラーコンタクトレンズをしていたことが途中でわかり、それを外したことで透明な光彩をしていることがわかりましたが、
“黒に染まっていたけれどオリジナルは透明(無色)”
ということを暗にあらわそうとしていたんでしょうね。
また組織を裏切りジンやウォッカから銃弾を乱射される場面でも、
シェリーだと見破られた灰原に「つまらない冗談ならやめて!」と言われた時の、
「前の自分よりも今の自分の方が好き。ただそれだけよ。」
っと灰原を助けるこのセリフは、
少年探偵団の子供たちと一緒にやったダーツやオセロをしながら笑っているキュラソーの姿が連想されて「良かったー」と思うと同時に、彼女がこの後命を落とすんだろうなーという予感を起こさせる悲しい場面でした。
エンディングで流れるB’zの「世界はあなたの色になる」も映画の世界観にマッチしていて、
これを聴いて改めて今回の「純黒の悪夢」のメインキャラクターはコナンでもジンでも赤井でもなく、
キュラソーだということを確信しました。
キュラソーは本当に死んでしまったのか?
スポンサーリンク
作中では「闇夜に浮かぶ鉄の烏」が連射する銃弾が原因で大観覧車が転がり、
それに乗っていた少年探偵団と灰原を助けるために思い出の白いイルカのキーホルダーを握りしめながら、
クレーン車で観覧車を止めに突っ込むキュラソー。お腹にはおそらく飛んできた鉄のパイプが突き刺さっていました。
観覧車は止まりましたがクレーン車はつぶれ大爆発。
この時のキュラソーの
「止まれー!!」
という叫びはすごく心に響きました。天海祐希さんありがとうございました。
さて、ここからは完全に僕個人の予想ですが、
キュラソーは本当に死んでしまったのか?実は生きているんじゃないか?について。
僕はキュラソーは本当にあれで最後だったと思っています。
いや、たぶんコナン史上相当上位にランクインするくらい好きなキャラクターになったので残念ではあるのですが、
そう望んでいます。
確かにこれまでにも「頭打たれて爆破されたじゃん!生きてたの?」みたいな人はいましたし(笑)、
キュラソーの身体能力の半端じゃなさを見る限りそれも不可能ではないのかもしれません。
でも、キュラソーはもういなくなったってことを望みます。
なぜかというとキュラソーというキャラクターの役目は
「何色にも染まることができる」
「人間にはそういう、残酷だけど美しい純粋さがある」
ってことを伝えることだったと思うからです。
どれくらい長い間生きているかとか、何回登場するかとかじゃありません。
そしてそれに共鳴するように(実際の真相はなにも知らないけど)、
少年探偵団の子供たちも彼女のことを「友達」として、帰りを待っています。
「もう会えないのかなー。せっかく友達になれるかと思ったのによー。」という元太に、
「もうきっと友達なんじゃない?こんなにみんなに想われてるんだもの。」
最後の蘭のこの言葉が、キュラソーが今後再登場するのか、それともこれでお別れなのかに対する答えのような気がするのです。
あくまで私見です。今後元気に復活したらすいません。笑
それでは今回はここで終わりにします。
ではでは!
生きてるに一票。
※1個前のコメントは無視してください。
いくらなんでも生きてるはずがない
コナンの中で亡くなり方が1番えげつない
観覧車をクレーン車突っ込ませてとめて
挙句本人は腹部に鉄骨刺さって重症になりながらクレーン車を操作して観覧車を止めたのはいいけど
運転席潰れて間違いなく中の人間はぐちゃぐちゃで、トドメを指すかののように爆発に巻き込まれて身元が分からないまで困難な状態で生きてるはおかしい。
何を根拠に生きてるとかいうのもはどうかしてる
>> 靖さん
コメントありがとうございます!
普通に生きていないですよね。笑
スーパーマンでない限り。
最近のコナンはスーパーマン化している人が量産されているので、そこだけ気になりますが・・。